コロナ禍でも「誰ひとり取り残さずに学びにつなぐ」 受験研究社が学習教材をNPOカタ リバに無償提供
増進堂・受験研究社は、コロナ禍による経済的事情などで厳しい環境におかれる⼦どもたちを「誰ひとり取り残さずに学びにつなぐ」ため、同社が出版する⼩学・中学・⾼校⽣向けの学習参考書や問題集、またPC・タブレット等を使⽤して多様な教材をオンラインで閲覧できるバーチャルライブラリーを、認定NPO法⼈カタリバ(本部︓東京都杉並区、代表理事︓今村久美)に無償提供します。尚、本取り組みは単年度で終わらせず、⼦どもたちのニーズも踏まえて⻑期的な視点に⽴って継続していく予定です。
>今回の取り組みによせて
当社は創業以来130年にわたり、「学ぶすべての⼈に、最良の学びを届ける」をミッションとして、常に学習者に寄り添い、時代の変化や課題と向き合いながら事業を⾏って参りました。現在では、出版にとどまらず、デジタル事業、海外事業、発達に特性のある⼦ども向けの教育事業など、様々な⾓度から教育事業を⾏っています。現在、多くの⼦どもたちが、コロナ禍による経済的事情などにより、学びたくても学べない環境にあります。そのような⼦どもたちにも、より良い学びの機会を提供したいとの思いから、学習教材を無償提供させて頂きました。⼀冊の本との出会いがその後の⼈⽣を変えることがあります。今回提供させて頂く教材が、⼦どもたちの⼼に希望を⽣み、未来を切り拓く⼀助となれば幸いです。
株式会社 増進堂・受験研究社 専務取締役 岡本 泰治
■認定NPO法⼈カタリバ
どんな環境に⽣まれ育った10代も、未来を⾃らつくりだす意欲と創造性を育める社会を⽬指し、2001年から活動する教育NPOです。⾼校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東⽇本⼤震災以降は⼦どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。コロナ禍における2020年からはオンラインによる学びの場を展開、貧困の連鎖を断ち切る困窮家庭⽀援も⾏っています。
URL︓https://www.katariba.or.jp/
■増進堂・受験研究社
1890年創業の教育系出版社。⽇本初のドリル型教材や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新ジャンルを確⽴し、2600万部60年のロングセラーとなっている『⾃由⾃在』シリーズなど、創業以来130年にわたり常に時代に先駆けた教材を開発。"学ぶすべての⼈に、最良の学びを届ける"をミッションとし、現在は出版にとどまらず、デジタル事業・海外事業・発達に特性のある⼦ども向けの多様な学び事業など、様々な⾓度から教育事業を推進。AI・VRなどの最新技術の実証研究や、新分野のコンテンツ開発などを⾏うNEXT LEARNING Labsも運営。
URL︓http://www.zoshindo.co.jp/
130周年記念サイト https://www.zoshindo.co.jp/special/130th.html
2021.01.27