増進堂・受験研究社

お知らせ

2020年11月

岡⼭⼤学・寺澤教授が推進するNEDO・SIPのプロジェクトに参画。⽂部科学⼤⾂賞を受賞したマイクロステップ・スタディをコンテンツで⽀援

増進堂・受験研究社は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活⽤したサイバー空間基盤技術」(管理法⼈︓国⽴研究開発法⼈ 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO))にて寺澤孝⽂教授(岡⼭⼤学)が進めている「⾼精度教育ビッグデータをベースとした教育⽀援の公教育への導⼊推進」に参画します。
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寺澤孝⽂教授は、⻑年の記憶研究から、知識事項の無理無駄のない学習⼿法として「マイクロステップ・スタディ」を確⽴されています。この「マイクロステップ・スタディ」は⽇本e-Learningアワードにおいて2019年度「⽂部科学⼤⾂賞」を受賞いたしました。

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この⼿法では、⾼精度教育ビッグデータを利⽤し、個⼈の学⼒・能⼒に応じたeラーニングが可能となります。これまでも様々な公教育の現場で活⽤されてきました。

今後はコンテンツの拡充とともに教育現場での利活⽤・データ収集が望まれています。

増進堂・受験研究社との研究開発で、マイクロステップ・スタディに適した初等中等教育における教育コンテンツ構築を推進します。

□寺澤孝⽂ 教授 (研究室公式サイト︓https://edu.okayama-u.ac.jp/~shinri/terasawa/

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□マイクロステップ・スタディ公式サイト
https://micro-step.jimdofree.com

□NEDO・SIP 第2期 公式サイト
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP2_100126.html

□内閣府によるSIPの説明サイト
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/sympo1412/about/index.html

2020.11.25

創業130周年を記念し特設サイトをオープン! 読者参加型の出版プロジェクト「なぜ?プロ」の受賞者も発表!

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■130周年記念特設サイト <https://www.zoshindo.co.jp/special/130th.html>

 増進堂・受験研究社は、2020年11月3日に創業130周年を迎えさせて頂くことができました。これもひとえに多くの方々の温かいご支援・ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。

 1890年に創業した当社は、日本初のドリル型教材の発刊や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新しいジャンルを確立し、2600万部60年のロングセラーとなっている『自由自在』シリーズなど、創業以来130年にわたり、常に読者に寄り添い、時代に先駆けた教材を出版して参りました。

 現在は教育出版をコアとしながら、多くの企業・学校・塾様とも連携しながら、デジタル事業、海外事業、多様な学び事業、AI/VRなどより先端的なテクノロジーの教育への実装を研究するNEXT LEARNING Labsなど、"学ぶすべての人へ、最良の学びを届ける"をミッションとして、様々な挑戦を続けています。

 130周年を迎えるにあたり、130周年記念の特設サイトをオープンしました。当サイトでは、教育現場や学びの第一線で活躍されている有識者の方々のメッセージをはじめ、130周年を記念して実施した読者参加型プロジェクトの模様や、増進堂・受験研究社の歩みなどをご覧頂けます。

 また、科学の疑問をわかりやすく解説するベストセラー書籍『科学のなぜ?新事典』の続編を、読者が普段から疑問に思っている「科学のなぜ?」を集め、読者参加型で出版する「なぜ?プロ」企画では、実際の書籍に掲載される「なぜ?」の着想やヒントとなる優秀質問賞が決定。特設サイトでは、この質問をして下さった総勢80名の受賞者を同時発表しました。ぜひ、合わせてご覧ください。

2020.11.19

【中高教員向けオンライン】「CLILから教科横断を考える〜指導案制作ワークショップ〜」を開催

増進堂・受験研究社は、教育現場での教材活用支援の一環として定期的に教員向けのワークショップを行なっております。
この度は、ヨーロッパでは複言語・複文化主義のもと、CEFRの理念と連動する第二言語習得の教授法として注目されているCLILの普及に向けて、英語教員および英語以外の教員も対象としたオンラインワークショップを開催いたします。

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□日時:2020年11月28日(土)14時〜16時
□対象:中高にご所属の教員 ※全科目対象です。
(教員用ワークショップのため、教員以外の方のお申込みはご遠慮ください。[弊社からのご招待の方は除きます。])
□費用:無料
□開催:オンライン ※ZOOMを使用します。お申込みされた方へ、前日までにURLを、Peatixにご登録のメールアドレス宛にお知らせいたします。
(当日の10時時点で届いていない場合には、主催者にPeatix上にてお問い合わせください。)
■申込み締め切り:2020年11月27日(金)正午
■Peatixイベントページ:https://zj2020clil-ws.peatix.com/


英語教育において「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」は教育の一手法に留まらないものになっています。
日本CLIL教育学会・会長の笹島先生が学会公式サイトにて以下のように概略を示してくださっています。
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CLILは、Content and Language Integrated Learningの略称です。 教科科目やテーマの内容(content)の学習と外国語(language)の学習を組み合わせた学習(指導)の総称で、日本では、「クリル」あるいは「内容言語統合型学習」として呼ばれ定着しつつあります。 主に英語を通して、何かのテーマや教科科目(数学(算数)、理科、社会、音楽、体育、家庭など)を学ぶ学習形態をCLILと呼ぶ傾向があります。 CLILの主な特徴は、学習内容(content)の理解に重きを置き、学習者の思考や学習スキル(cognition)に焦点を当て、学習者のコミュニケーション能力(communication)の育成や、学習者の文化(culture)あるいは相互文化(Interculture)の意識を高める点にあると言えるでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

このように、CLILは英語教育という場面だけではなく、グローバル化の時代にあって、学習者が今習得しようとしている各教科の知識・技能を用いてどのように他言語の方々とコミュニケーションを行うのか、という教育課題にも関わるものだと弊社では考えております。

昨今、「教科横断」や「総合的な学習」が教育の新たなテーマとして掲げられる中、CLILを実践するためには英語科教員の中だけでチームビルディングを行うのではなく、他教科の教員とも連携したチームビルディングや指導案の共同制作などがますます求められてくるでしょう。

今回のワークショップでは、実際に高校の教育現場で長年CLIL指導を実践してきた大阪府立箕面高校英語科教諭の森田琢也先生を講師としてお迎えし、普段の授業実践の様子やその活動の背景にある他教科の教員とのチームビルディングの現状についてお話をしていただきます。

また、今回は対象を英語のみならず広く各教科の教員とさせていただくことで、仮想授業の指導案の制作の時間を設け、教科横断の可能性についてもみなさんで議論をしたいと考えています。

今後、総合的な探究の時間などに代表されるように、既存の教科の枠を超えてチームで教育を推進することが求められていきます。
この機会に、学外の他教科の先生方とも繋がっていただくことも期待しております。


■当日のプログラム  ※当日、状況により変更となる場合がございます
(1)ごあいさつ ワークショップの概要のご説明(14:00~14:10)
(2)箕面高校でのCLIL実践報告(14:10~14:40)
(3)指導案制作ワークショップ ※グループワーク(14:40~15:30) テーマ選択(いくつかのテーマからグループごとに選択していただきます)
(4)指導案発表(15:30~15:50) グループごとに代表者から指導案制作の際に話し合ったポイントについてご発表いただきます
(5)閉会のごあいさつ(15:50~15:55)

※増進堂・受験研究社は2019年より、日本CLIL教育学会の賛助会員を務めております。
日本CLIL教育学会公式サイト:https://www.j-clil.com

2020.11.06

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