増進堂・受験研究社

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歴史・沿革

大阪の風景

1890年

出版社として誕生

増進堂・受験研究社は、明治23年(1890年)に初代 岡本 増次郎が自身の名前を1字とって「岡本増進堂」として創業。
教養や趣味の本、次いで講談小説を出版。当社の第一号出版物である『男の手紙文』は、本を通じて、多くの人へ礼節や品性といった基礎教養を身につける機会を提供したいという想いが込められています。

大正時代

子どもたちに親しまれる書籍を

学習参考書の出版を開始。商号「受験研究社」が生まれます。小学用の参考書・問題集の出版に力を注ぎ、『木山の長帳』『木山の模範読方』など全国の書店を通じて幅広い層の子どもたちに親しまれました。

戦時中

時代に合わせた学びを提供

紙の消費量が多い学習参考書の出版を控えるように国から依頼された時期もありましたが、戦後まもなく学習関連の出版を再開。
戦地から復員する人々の就職を支援するため当時は珍しかった『公務員試験準備書』や『就職試験問題集』などの出版も行い、多くの人々に愛用されました。

高度経済成長期

家庭学習の底上げをサポート

子どもたちの学習をサポートしたいという想いから学年をまたいで復習や先取りもできるように複数学年を一冊に纏めた日本初の教材として『自由自在』を発刊。
家庭学習や受験勉強のパートナーとして多くの子どもたちや学習塾などで利用されました。現在でも多くの子どもたちに支持され、創刊70周年累計2700万部のベストセラ―となっています。

現在

学ぶすべての人に、最良の学びを届ける

時代と共に学ぶ内容やスタイルは変化しますが、「学ぶすべての人に、最良の学びを届ける」という理念のもと、常にその時代の「最良の学び」とはどういうものかを自問自答をしながら、我々はこれまで歩んで参りました。

現在、書店や学校・塾向けの出版事業においては、LINEと連携した書籍xデジタルの取り組み、大学との産学連携出版など、新たな企画が始まっています。また、130年にわたり培ってきた良質なコンテンツやノウハウを活かした様々なパートナー企業との教育DX事業、"発達に特性のある子どもたちにも、最良の学びを届けたい"とスタートした教室事業MyStepジュニア、インドネシアなどの日系企業で働く現地スタッフのための海外での教育事業など、教育を軸としながら事業領域は拡大を続けています。

「学ぶすべてのひとに、最良の学びを届ける」ため、我々は挑戦と創造を続けて参ります。

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